別府市議会 2007-12-14
平成19年第4回定例会(第6号12月14日)
平成19年第4回
定例会(第6号12月14日) 平成19年第4回
定例会会議録(第6号)
平成19年12月14日
〇
出席議員(29名)
1番 穴 井 宏 二 君 2番 加 藤 信 康 君
3番 原 田 孝 司 君 4番 荒 金 卓 雄 君
5番 松 川 章 三 君 6番 乙 咩 千代子 君
7番 長 野 恭 紘 君 8番 市 原 隆 生 君
9番 国 実 久 夫 君 10番 萩 野 忠 好 君
11番 猿 渡 久 子 君 12番 吉 冨 英三郎 君
13番 黒 木 愛一郎 君 14番 平 野 文 活 君
15番 松 川 峰 生 君 16番 池 田 康 雄 君
17番 野 口 哲 男 君 18番 野 田 紀 子 君
19番 堀 本 博 行 君 20番 山 本 一 成 君
21番 清 成 宣 明 君 22番 永 井 正 君
23番 三ヶ尻 正 友 君 24番 江 藤 勝 彦 君
25番 河 野 数 則 君 26番 泉 武 弘 君
27番 内 田 有 彦 君 28番 浜 野 弘 君
最後に
市民課関係については、平成20年度より県の
権限委譲業務として開始される「
パスポート申請受付事務」に伴う準備費等ついて
当局説明受け、これを了といたしました。
以上の審査を経て、最終的に議第85
号関係部分について採決の結果、
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
次に、議第95
号別府市
保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてであります。
当局より、
市立保育所再編計画に基づく第3次計画によるものであり、3園の
民間移管を実施するに当たり、
受託法人決定までの今後の
スケジュールについて、詳細な説明を受け、これを適切妥当と認め、
全員異議なく可決すべきものと決定した次第であります。
続きまして、議第96
号別府市
乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正については、
少子化対策の一環として、
乳幼児が
保険給付を受けたときに支払う一部
負担金を廃止するものであり、3歳以上6歳就学前児の通院・入院における
自己負担金を市で単独助成し、
保護者の子育てにかかる負担を軽減しようとするものであるとの
当局説明を了とし、
全員異議なく可決すべきものと決定いたしました。
最後に、議第97
号別府市児童館の設置及び管理に関する条例の一部改正について、及び議第98
号別府市
心身障害者福祉手当条例及び別府市
国際交流会館の設置及び管理に関する条例の一部改正について
関係部分、並びに議第99
号別府市
国民健康保険税条例の一部改正については、採決の結果、いずれも
全員異議なく原案のとおり可決すべきものと決定いたしました。
以上で、当
委員会に付託を受けました議案に対する審査の概要と結果の報告を終わります。
何とぞ、
議員各位の御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(
山本一成君) 以上で、各
常任委員会委員長の報告は終わりました。
少数意見者の報告はありませんので、これより討論を行います。
討論の通告がありますので、発言を許可いたします。
(18番・
野田紀子君登壇)
○18番(
野田紀子君) 私は、
日本共産党議員団を代表して、議第94号と95号並びに99号に反対の討論をさせていただきます。
まず第1に、議第94号は、
別府商業高等学校の
授業料と
市立幼稚園の
保育料値上げのための
条例改正です。
別府商業高等学校の
授業料は、平成8年度から毎年
値上げし、19年度年額11万5,200円を11万6,400円に、
幼稚園保育料は、平成14年度から2年ごとに
値上げをし、17年度年額6万6,000円を6万8,400円に
値上げをいたします。平成20年度から3年間の
経過措置として、
別府商業高等学校は年額1,200円、
市立幼稚園は年額2,400円、国基準に近づけるために
値上げをしていきます。別に
別府商業高等学校は夏冬の制服、体育服、
教科書代など入学時に10万ないし15万の負担がございます。一方、
別府市民の個人総所得は、平成10年の約1,593億5,000万をピークにして下がり続け、平成19年度は約1,359億6,000万になっております。9年間で約233億9,000万減ってしまったのです。
別府商業高等学校では、平成19年度は11.8%、全生徒の1割以上が
授業料の減免を受けております。市民の暮らしが苦しくなっているところに
教育費のさらなる負担を強いるこの議案を、
子どもたちの教育を受ける権利をも阻害することを指摘して、議第94号に反対でございます。
第2に、議第95号は
市立あけぼの保育所、
平田保育所、
朝日保育所を民間に移管するための
条例改正、
少子化公的保育サービスを後退させるものです。国は
公立保育所運営費を
一般財源にし、
保育所民営化を進めてきました。その結果、別府市でも
公立保育所は3カ所を残すだけにし、あとは全部
民間移管にする方針が進んでおります。もともと11カ所の
市立保育所は、平成19年度現在6カ所で、平成21年度になりましたら3カ所になります。また国の
保育所定員の弾力化で
定員オーバーが常態化し、
保育環境も悪化しています。
少子化対策に逆行し、
乳幼児の保育に要する経費をむだな経費と見る行政の姿勢の転換を強く要望し、議第95号に反対です。
第3に、議第99号は、政府が平成18年6月に成立させた
医療制度改革関連法による
条例改正です。この
条例改正で65歳以上75歳未満の
前期高齢者で月額1万5,000円以上の年金を受ける人は、その年金から
国保税を天引きされます。現在別府市3万世帯のうちの約4割が所得ゼロです。その
国保税収納率は79%です。
介護保険料と合わせての
問答無用の天引きは、
生活費よりも
国保税を優先させ、
国保税の分納や
納期猶予の相談もできません。さらには
特定検診や
保健指導の経費まで
国保会計の負担になって
保険料を押し上げ、来年度は
国保税最高限度額が61万から68万にと
値上げが予定されております。天引きの上、
値上げまでが重なってきます。低
所得者に対する
国保税の
独自減免、待ったなしです。大分市では
生活困窮減免、千葉県匝瑳市では
保護基準の1.2倍または
全額免除との方向が示されております。別府市も市民に対するこのような温かい政策を実施されるよう要望して、
反対討論を終わります。
議員の皆さんの御賛同を、よろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(
山本一成君) 以上で、通告による討論は終わりました。これにて討論を終結いたします。
これより、上程中の全議案について順次採決を行います。
上程中の全議案のうち、議第90
号別府市役所事務分掌条例の一部改正に対する
委員長の報告は、
原案可決であります。本件については、
委員長の報告のとおり可決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立多数であります。
よって、本件は
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第94
号別府市立学校の設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する
委員長の報告は、
原案可決であります。本件については、
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立多数であります。
よって、本件は
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第95
号別府市
保育所の設置及び管理に関する条例の一部改正についてに対する
委員長の報告は、
原案可決であります。本件については、
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立多数であります。
よって、本件は
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第99
号別府市
国民健康保険税条例の一部改正についてに対する
委員長の報告は、
原案可決であります。本件については、
委員長の報告のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立多数であります。
よって、本件は
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第85
号平成19年度別府市
一般会計補正予算(第4号)から、議第89
号平成19年度別府市
介護保険事業特別会計補正予算(第2号)まで、議第91
号別府市職員の勤務時間、休暇等に関する条例の一部改正についてから、議第93
号別府市職員の
退職手当に関する
条例等の一部改正についてまで、議第96
号別府市
乳幼児医療費の助成に関する条例の一部改正についてから、議第98
号別府市
心身障害者福祉手当条例及び別府市
国際交流会館の設置及び管理に関する条例の一部改正についてまで、議第100
号別府市営住宅の設置及び管理に関する条例の一部改正についてから、議第102
号市道路線の認定についてまで、及び議第105
号平成19年度別府市
一般会計補正予算(第5号)、以上15件に対する各
委員長の報告は、いずれも
原案可決であります。以上15件については、各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上15件については、各
委員長報告のとおり可決されました。
次に、議第103号及び議第104号、以上2件の
市長専決処分についてに対する各
委員長の報告は、いずれも承認すべきものとの報告であります。以上2件については、各
委員長報告のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上2件については、各
委員長報告のとおり承認することに決定をいたしました。
次に日程第2により、報告第20
号市長専決処分について及び報告第21号
寄附受納についての、以上2件の報告が提出されておりますので、一応当局の説明を求めます。
○副市長(松丸幸太郎君) 御報告いたします。
報告第20号は、
市長専決処分についてであります。
市道上に越境した枝による損傷事故及び公用車による損傷事故の2件の和解及び損害賠償の額の決定につきまして、地方自治法第180条第1項の規定により専決処分をいたしましたので、同条第2項の規定により報告するものであります。
報告第21号は、
寄附受納についてであります。
観光関係、温泉関係、土木関係及び教育関係におきまして御寄附をいただいております。詳細はお手元の報告書のとおりでありますので省略させていただきますが、この場をお借りして厚くお礼を申し上げます。
以上、2件について御報告いたします。
○議長(
山本一成君) 以上で、当局の説明は終わりました。
報告事項について質疑のある方は、発言を許可します。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切ります。
以上2件の報告は、議会に対する報告でありますので、御了承をお願いいたします。
次に日程第3により、
議員提出議案第11号
民法第772条の
嫡出推定に関する運用の見直しを求める
意見書から、
議員提出議案第第14号
後期高齢者医療制度の凍結・撤回を求める
意見書まで、以上4件を一括上程議題といたします。
まず、
議員提出議案第11号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
(8番・市原隆生君登壇)
○8番(市原隆生君)
議員提出議案第11号は、お手元に配付いたしております
意見書を読み上げて、提案説明にかえさせていただきます。
民法第772条の
嫡出推定に関する運用の見直しを求める
意見書
民法第772条第2項は「婚姻の解消若しくは解消の日から300日以内に生まれた子は、婚姻中に懐胎したものと推定する」と、「
嫡出推定」の規定を定めています。この規定は、もともとは法律上の父親をはっきりさせて子どもの身分を早期に安定させるためのものでした。しかし、制定から100年以上たった今、離婚・再婚をめぐる社会情勢の変化などもあり、時代に合わなくなっています。
例えば、この規定があるために、実際には新しい夫との間にできた子どもであっても、離婚後300日以内の出生であれば、前夫の子と推定され、出生届を提出すると前夫の戸籍に入ることになってしまいます。そのため、事実と異なる者が父親とされることを嫌って、出生届を出さず、無戸籍となっている方々がいます。
そうした方々の救済のため、法務省は今年5月に通達を出し、離婚後妊娠の場合に限り、医師の証明を添付することで現在の夫の子として出生届を認める特例救済措置が実施されています。
しかし、この特例で救済されるのは全体の1割程度で、圧倒的に多いのは対象外となっている離婚前妊娠のケースです。離婚前妊娠に関しては、やむを得ない事情を抱えて離婚手続きに時間がかかるケースが多く、救済を求める声が強くなっています。
よって国におかれては、慎重に検討しつつも、子どもの人権を守るため、離婚前妊娠であっても社会通念上やむを得ないと考えられるものについては現在の夫の子として出生届を認めるなど、
嫡出推定の救済対象を拡大するよう、強く求めます。
以上、地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
平成19年12月14日
別 府 市 議 会
衆議院議長
参議院議長
内閣総理大臣
法務大臣 殿
何とぞ、
議員各位の御賛同をお願い申し上げます。(拍手)
○議長(
山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) お諮りいたします。
別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。
上程中の
議員提出議案第11号については、原案のとおり決することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、本件は原案のとおり可決されました。
次に、
議員提出議案第12号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
(11番・猿渡久子君登壇)
○11番(猿渡久子君)
議員提出議案第12号の提案理由の説明をさせていただきます。
最低保障年金制度の実現に関する
意見書
「消えた年金」問題は、国民に大きな衝撃を与えています。国の責任で一人残らず早急に解決し、年金への信頼を図ることが求められておりますが、5,000万件に上る「宙に浮いた年金」のうち約4割に当たる1,975万件が特定困難になっていることが判明し、大問題になっています。900万人を超える国民年金だけの人の平均年金月額は4万7,000円にすぎません。無年金者は118万人とも、最大155万人に膨らむとも報じられています。増大する無年金・低年金者は、苦しい生活を余儀なくされています。その上高齢者には、国保・
介護保険料の引き上げ、医療制度の「改革」による負担増が加わります。
去る8月10日に発表された昨年度の国民年金
保険料納付率は66.3%にとどまり、前年度を0.8%下回るものでした。04年「年金改革」の前提とされていた2007年度80%達成は絶望的な状況です。格差と貧困が増大する中、高過ぎる
保険料を払えない人たちが増大しているからです。
日本の公的年金制度は、その役割を果たせなくなっています。地域経済への打撃も深刻です。
最低保障年金制度以外に公的年金制度をよみがえらせる道はありません。全国市長会も昨年11月に続き6月、「将来に向けて持続可能な年金制度を構築するため」最低保障年金を含め国民的な議論と見直しを求める要望を国へ提出しました。
また、国連社会権規約
委員会は2001年8月、日本政府に対して「最低年金」の必要性を勧告しています。
以上の趣旨を御理解いただき、下記の事項を実現されるよう要望します。
記
1 国の責任で一人残らず「消えた年金」問題を早急に解決すること。
2
最低保障年金制度を一日も早く実現すること。
以上、地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出する。
平成19年12月14日
別 府 市 議 会
内閣総理大臣
厚生労働大臣 殿
何とぞ、
議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)
○議長(
山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) お諮りいたします。
別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。
上程中の
議員提出議案第12号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立少数であります。
よって、本件は否決されました。
次に、
議員提出議案第13号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
(18番・
野田紀子君登壇)
○18番(
野田紀子君)
議員提出議案第13号は、お手元に配付しております
意見書を読み上げて、提案理由の説明にかえさせていただきます。
介護療養病床廃止・
医療療養病床削減の中止を求める
意見書
政府は、第164通常国会において「
医療制度改革関連法」を成立させ、2012年3月末で12万床の介護療養病床を廃止し、2006年現在23万床ある医療療養病床、回復期リハビリテーション病棟を除きますが、これを15万床に削減することとしました。
介護療養病床の廃止・医療療養病床の大幅削減は唐突に出されたもので、医療や介護の現場を全く無視したものであり、特別養護老人ホームの待機者数は、全国で30万人以上と推計されてもおります。
昨年、
厚生労働省がまとめた都道府県の「療養病床アンケート調査」では、日中・夜間とも自宅では介護できる人がいないとの回答が、医療療養病床では54.3%、介護療養病床では61.4%にも上っております。
また同調査では、医療療養病床における医療区分1のうち、最低でも59.7%の患者が「都道府県が例示した医療処置」を実施しており、介護療養病床における医療区分1のうち、最低でも58.4%が「都道府県が例示した医療処置」を実施しているということが判明しております。
療養病床の転換先として、介護老人保健施設や特定施設などを示してはありますが、こうした施設では、介護療養型や医療療養病床のように必要な医療は提供できません。
このまま介護療養病床が廃止され、医療療養病床が大幅に削減されれば、どこにも行き場のない、いわゆる「医療難民」「介護難民」が各地であふれることは明らかでございます。
ついては、地域住民がいつでも、どこでも安心して必要な入院医療を受けられるようにするために、下記の事項を要望するものであります。
記
1
介護療養病床廃止、医療療養病床大幅削減計画を中止すること。
2 地域住民が安心して暮らせるように、介護保険事業計画の参酌標準を見直し、医療、介護、福祉制度や施設等の基盤を充実させること。
以上、地方自治法第99条の規定により、
意見書を提出します。
平成19年12月14日
別 府 市 議 会
内閣総理大臣
厚生労働大臣 殿
何とぞ、議員の皆さんの御賛同をよろしくお願いいたします。(拍手)
○議長(
山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) お諮りいたします。
別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。
上程中の
議員提出議案第13号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立少数であります。
よって、本件は否決されました。
次に、
議員提出議案第14号について、提出者から提案理由の説明を求めます。
(14番・平野文活君登壇)
○14番(平野文活君)
議員提出議案第14号は、お手元に配付いたしております
意見書を読み上げて、提案説明にかえさせていただきます。
後期高齢者医療制度の凍結・撤回を求める
意見書
2008年4月から「
後期高齢者医療制度」が発足することになり、後期高齢者医療広域連合で準備が進められています。すでに明らかにされている内容では、①75歳以上のすべての高齢者が加入する。②全員から
保険料を徴収する。③年金年額18万円以上の人は年金から天引きする。④
保険料を1年以上滞納した場合は資格証明書を発行する。⑤提供する医療は「後期高齢者の心身の特性に相応しい医療が提供できるよう新たな診療報酬体系を構築すると述べ、包括医療、定額医療の導入が検討されていると言われています。
保険料について軽減措置があるとはいえ、低
所得者に大きな負担を強いるものであり、年齢によって診療報酬を替えることは差別医療になると思われます。多くの高齢者が内容を知るにつれて、大きな不安を覚えています。
政府、与党に於いても見直しの意見が出されていますが、この際凍結し、再検討する必要があります。高齢者を差別する「
後期高齢者医療制度」を撤回され、高齢者が安心して医療を受けることができるよう、強く要望いたします。
以上、地方自治法第99条の規定により
意見書を提出する。
平成19年12月14日
別 府 市 議 会
内閣総理大臣
財務大臣
厚生労働大臣 殿
何とぞ、
議員各位の御賛同をお願いいたします。(拍手)
○議長(
山本一成君) 以上で、提案理由の説明は終わりました。
これより質疑を行います。
〔「なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) お諮りいたします。
別に質疑もないようでありますので、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行いたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上で質疑を打ち切り、
委員会付託、討論を省略し、これより採決を行います。
上程中の
議員提出議案第14号については、原案のとおり決することに賛成の諸君の起立を求めます。
〔
賛成者起立〕
○議長(
山本一成君) 起立少数であります。
よって、本件は否決されました。
次に日程第4により、
議員派遣の件を議題といたします。
お手元に配付しておりますように、
議員派遣の申し出があります。
お諮りいたします。
各議員から申し出のとおり、
議員派遣することに御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、各議員から申し出のとおり、
議員派遣することに決定をいたしました。
なお、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任していただきたいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、やむを得ない事情による変更または中止については、その決定を議長に委任することに決定をいたしました。
お諮りいたします。
以上で平成19年第4回市議会
定例会を閉会したいと思いますが、御異議ありませんか。
〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
○議長(
山本一成君) 御異議なしと認めます。
よって、以上で平成19年第4回市議会
定例会を閉会いたします。(拍手)
午前10時49分 閉会...